みづたに

記事一覧(3)

日本の学校教育は時代遅れなのか

高校インターン生の水谷です。本日は、小学校5年間を中国のインターナショナルスクールで過ごし、高校の1年間のマサチューセッツ州のボーディングスクールで過ごした自分が、これらの経験を通じて日本の学校での教育について個人的に思ったことを少し書いてみたいと思います。まずは授業内容、授業体制の違いについてです。アメリカでは英語や歴史などの文系授業は読書、プレゼンテーション、エッセー(小論文)が主体となっています。宿題は週1回800ワードほどのエッセーと毎日100ページほどの読書で、授業では読んだ箇所についての生徒と先生を交えての話し合いやディベート、これからの展開の予想、先生からの補足説明などを行っていました。プレゼンテーションも頻繁に行われ、2、3週間に1回は発表していました(授業3回ほどは資料集めやプレゼン作りの時間)。エッセーやプレゼンをやりにくい理系科目では、全員で同じ問題を一斉に解き、解けた人からクラスを歩き回り、わからない人に教えるという形をとっていました。このように、文理の授業はどちらもコミュニケーションベースで、コミュ力向上や意見の主張する癖がつくのはもちろん、プレゼンに至っては情報収集力、要約力、そして何よりプレゼン力を鍛えることができました。ところが日本はどうでしょう、約40人もの生徒が黒板に書かれたことを写すだけで、コミュニケーションはおろか、授業中一回も発言がないクラスもありました。確かにこれでも知識はつきます。日本では数学の成績が最下位だった自分がアメリカではトップになった時は日本の数学教育の進度に気付かされました。しかし知識だけを詰め込むような授業で本当に良いのでしょうか?生徒/成績の評価方法にも違いがあります。アメリカではクラスの成績がテストだけではなく様々な観点から評価されます。たとえば英語の授業では、宿題が成績(GPA)の10%、プレゼンテーション10%、小テスト15%、プレゼン15%、エッセー30%となっており、それぞれの点数が換算されて最終成績が出されていました。それに対し自分の日本の学校では期末試験が成績(評定)の100%でした。面白いのは、日本では評定がAO入試や一部の医学部でしか使われないのに対し、アメリカではGPAはどこの大学に出願するにも必要で、合否の30%ほどに影響するということです(英語や数学の能力テスト点数が40%、志望理由書が30%ほど)。要するに、アメリカの方が日頃の努力や社交性を評価基準に反映し、大学側もそれを評価しているといえます。考察日本では競争率が高い大学の入試制度により、知識以外に重点を置いた授業がやりにくいのは事実です。しかし学校を社会に出るための準備として考えれば、アメリカのように中高の内に社交性やプレゼン力を鍛えることは納得ができます。日本は先進国の割に政府が教育に金を使っていないと言われていますが、本当に必要なのは学校、そして受験システムの変更ではないでしょうか?現に、Forbesから発表された総資産ランキングのトップ40には日本人はおらず、アメリカ人が半分以上を占めている状態です。これは、誰もが通る中学と高校の中での教育が差に繋がっていると個人的には思います。個人的には昔から変わっていない日本の学校教育は時代遅れだと思います。そして私は日本も世界のグローバル化に遅れぬように、知識以外にも重点を置いた授業をし、中高の内から幅広い能力を高められるのが理想だと思います。そうすれば大学では学べることが増え、より実践的な学びを得られるようになるはずです。まとめ今回は大学に入る直前の未熟者が教育についての意見を書かせていただきましたが、自分が日本について疑問に思っていることは教育だけではなく、他にもあります。そして、これらの疑問は長い海外経験から生まれたものです。つまり、日本と違う文化を経験すれば、それだけ学べることがあるのです。その為もし、他企業との差別化方法やアイディアに困っているならば、一度海外に行くのも手かも知れません。サクラス株式会社は、IT×エンタメ領域の戦略支援を得意としています。こちらからお気軽にお問い合わせください。